インナーチャイルド

思い込みによる洗脳から抜け出す方法

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出典:pixbay

洗脳やマインドコントロールって自分には関係ないと思っていませんか?

洗脳されたのはいつ?

 

自分にはムリ、できない、などの思い込みも洗脳です。

 

いえいえ、洗脳なんてされた覚えなんてないですけど、というはまさに洗脳されているからです。

 

私たちは幼少期からずっと、いい意味でも悪い意味でも洗脳されてつづけているのです。

 

両親、学校、教師、友人、テレビ、メディアなど、毎日見聞きする情報などから受けているのです。

 

一番影響が大きいのは両親からです。

 

それもそのはず、赤ちゃんのころから一番一緒に時間を過ごすのは両親、特に母親ですからね。

 

私たちは母親からの影響をものすごく受けているのです。

 

母親の影響力のすごさ

 

母親がキライなものや苦手なものをキライになる子供は多いものです。

 

特に動物はわかりやすいです。

 

実際、私の友人や知人たちに犬や猫などの動物が苦手だったりキライな人たちがいるのですが、話をきくと、母親が動物嫌いで、子供の頃に犬などのペットを見かけると

 

「汚いから近づかないように。」

 

と言われていたそうです。

 

ペットを亡くして悲しんでいる人の気持ちがわからない、人間じゃないのに、と言う人もいます。

 

彼にデートで動物園にだけは行くのはイヤだと話したという人もいます。

 

もし、彼女たちの母親が動物好きだったら、または、動物がキライでも子供達の前では平静を装っていたら、彼女たちは、動物をきらいになったりしなかったはずです。

 

子供の頃、特に幼い頃は子供というのは好奇心がいっぱいで怖いものがあまりありません。

 

部屋の中で見つけたムシを紐でくくりつけてペットにしていた子供が、ある日、母親に「見てー、私のペットだよ。」と得意気に披露したとき、その子の母親はゴ○ブリを見て悲鳴をあげ、子供はそのムシは悲鳴をあげるほど恐ろしく嫌われているムシなんだと学習します。

 

もう一つ、幼稚園でかわいい箱を見つけたので、手に取ってルンルンしながら帰宅した子供が母親に「かわいい箱を持ってきたよ!」と喜んで見せたらゴ○ブリホイホイでしかも中身ありだった、という大人にとっては笑えない話もあります。

 

二つとも実話です。

 

これらはささいな出来事ですが、子供は大人に教わりながら成長しますので、親の思考や振る舞いって影響が大きいんですよね。

 

鎖につながれた像

 

鎖につながれた像のお話はご存知ですか?

 

有名な寓話なのですが、私は成功法則を学びはじめたときに知りました。

 

アルゼンチンの精神科医でセラピストであるブカイ・ホルヘ著の『寓話セラピー 目からウロコの51話』のなかにある物語です。

 

2分もあれば読める物語ですが、中身が濃いです。

 

ホルヘ医師のもとへ訪れた患者のデミアンは

 

「できない。」
「できっこない!」

 

と言います。

 

ホルヘ医師はすぐに語りはじめました。

 

子供の頃、サーカスが好きで、特に像がお気に入りでした。

 

出番が終わり地面のちっぽけな杭に鎖でつながれている像を見て、少年だったホルヘは疑問に思っていました。

 

像なら杭を引き抜いて逃げることなど簡単にできそうなのに・・・。

 

5、6歳だったホルヘ少年は、大人はなんでも知っていると信じていたので、この疑問を大人たちにたずねました。

 

大人たちの答えは

 

「像は飼いならされているから。」

 

だというのです。

 

ホルヘ少年はさらに質問しました。

 

「飼いならされているんだったら、どうして鎖につながれてるの?」

 

ですが、大人たちの答えはどれもつじつまが合わないものばかりだったのです。

 

その後、その疑問は解決しました。

 

「とっても小さいときから同じような杭につながれているから。」

 

ホルヘ氏は本当に賢い人に出会ったと思ったのでした。

 

生まれてまもないまだか弱い小象にとって、押したり引いたりして汗だくになって逃げようと頑張っても、その努力はむくわれません。

 

やがて小象はあきらめます。

 

大人になっても「できない」と信じ込んでいるので逃げないのです。

 

 

カマス理論

 

カマス理論もわかりやすいです。

 

心理学の実験結果だと言われていますが、実際に実験された研究者がいるのかは調べてもわかりませんでした。

 

ですが理論としては面白いので紹介しておきます。

 

水槽にカマスを入れてエサをあたえず空腹にさせます。

 

そして水槽の真ん中に透明なアクリル板を入れて右側にカマスを集めます。

 

左側には大好物の小魚を入れます。

 

カマスは攻撃性が強い性質から好物のエサを食べようと左側にいる小魚目がけて突進しますが、透明な仕切りに体当たりしてエサを食べることができません。

 

お腹も減っているので何度も挑戦しますが、仕切りがあるため小魚に近づくことができません。

 

体力もなくなりカマスはあきらめます。

 

次に、透明な仕切りを外します。

 

ですが、カマスたちはエサを食べようと左側へ自ら行こうとしません。

 

なぜなら、エサを食べることができないと信じているからです。

 

このままでは飢え死にしてしまいます。

 

次に、その水槽へ別のカマスを1匹入れます。

 

するとそのカマスは小魚を捕えにいきます。

 

その姿を見て、他のカマスたちもエサを捕えに左側へ泳ぎだした、という理論です。

 

思い込みからの脱出

 

カマス理論では、左側へ行くことができない、と思い込んでいない1匹のカマスの登場で他のカマスたちは思い込みから脱出できました。

 

像の場合は、鎖につながれた大人の像に他の大人の像が杭を抜く姿を見せることで、思い込みから脱出できる可能性は大ですが、そのような実験はむずかしいですよね。

 

野生の大人の像に鎖をつけて杭につなぎとめようとすること自体できませんから。

 

私たちも幼少期からの思い込みで

 

「できない」

 

と思っていることがいくつか、人によってはたくさんあります。

 

像のお話しからもわかるように、幼少期のころからの思い込みは根深いのです。

 

両親や友人たちのなかに

 

「ムリだから」
「ダメだから」
「そんなことできないよ」

 

と言う人はいませんか?

 

私の友人にはいませんが、知人になるといます。

 

「老後は一人で孤独死だと思っている。」
「来世はハワイへ移住したい。今生ではムリだから。」
「事務職しかできないし、どこかで雇ってもらうしかない。」

 

などと平気で口にします。

 

彼ら彼女たちは、子供の頃から鎖につながれた像であり、透明なアクリル板の仕切りでエサを食べることをあきらめたカマスです。

 

それに比べて、思い込みがない人たちは鎖から逃げることができることを知っている像であり、仕切りがあることを知っているカマスです。

 

鎖から自由になれるし、仕切りがなくなれば自由にエサを食べることができます。

 

生まれてからずっと良い思い込みばかりを受けて洗脳されていない人は稀です。

 

ほとんどの人は何かしら思い込みをもっています。

 

そして、鎖から逃れられると思っていたとしても行動を起こそうともしません。

 

怖いからです。

 

それよりも鎖に繋がれている方が安心するからです。

 

子供のころからずっと鎖につながれているから、その方が安心するのです。

 

そんな状況から脱出するのは、行動することです。

 

鎖から逃れようと行動することですよね。

 

だけど、怖いのです。

 

そこから脱出する方法は、鎖につながれていない人に実際に会うことです。

 

例えば、彼女がほしいのに、女性に声を掛けることができなかった男性が、平気でナンパできる男性と行動を共にすることで脱出することができたことがあります。

 

実際に会った方がいいのは、本やネットやテレビなどのメディアを介してだと遠くの存在に感じるのですが、直接会うと、リアリティ感があるからです。

 

最後に

人は幼い頃からの環境によって思い込みという洗脳を受けています。

 

夢を叶えたい場合に、この思い込みがブロックとなることがあります。

 

そこから脱出するのは、できないと思っているのはただの思い込みなのだと知り行動することです。

 

思い込みが強い場合は、実際に夢を叶えている人に会ったり、行動をともにすることです。

 

また、日常でも、思い込みが強く、どうせダメだから、と思い込んでいる人たちと距離を置くことです。

 

友達にいた場合は会う回数を減らす、同僚にいたら、ランチは一人で過ごしたり、家族にいた場合は、帰宅時間を遅らせてカフェで夢の実現に向けて勉強したり本を読んだりなどして有意義に時間を使うことです。

 

私たちはいつでも鎖から逃げることができるのです。