引き寄せの法則

人のことを心配するのをやめた

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私は人のことも自分のことのように心配してしまうタイプのようで、その本人以上に怒ってしまったりすることがある。

 

私の連絡先を知らないのに、友人の友人からも悩みの電話を受けたことがあったり、毎晩電話してくる友人もいた。

 

相手が特に悩むことでもないことで深刻に考えてこんでいたり、焦ったりしているケースでは、私も自分の意見を言うだけで終わるけど、そうじゃない場合は私の方が怒りでいっぱいになることもあった。

 

友人たちの心配

 

他人の問題に首を突っ込むのと同様に、他人の心配事に首を突っ込むのを止めたわけだけど、人は自分が日々考えていることが現実化するから。

 

自分のこと以外に他人のことを心配して怒りを持ってしまうと、それらが実現してしまう。

 

それに、みんなちゃんと生きているし、私が心配をすることなんてないことばかり。

 

地震の度に引っ越しを繰り返す友人

 

ちょっと前まで、一年に2回くらい会う友人がいた。

 

近況報告をし合うのだけど、毎回のように、彼女は「引っ越したの。」と言っていた。

 

その理由は地震が怖いから。

 

彼女は地震が起こる度に住まいのマンションではキケンだと思い、引越しを繰り返していた。

 

「このマンションはワンフロアーに1室しかない縦長のマンションだからキケンだわ。」
「今7階に住んでいるからキケンだわ。」
「もっと下のフロアーに住みたい。」

 

と言い頻繁にお引越しをしていた。

 

そして、職場も地震がある度に怖いからと言って転職を繰り返していた。

 

「あなたの職場は何階建てで何階で仕事をしているの?私は高層ビルだから、もっと低いオフィスがあるところで働きたい。」

 

そんなことを毎回聞いていたので、彼女にとって世の中で一番怖いのは地震なのだと思っていた。

 

そして、東日本大震災が起こった時、彼女はさぞかし恐怖で怯えたことだろうと思い込んでいたけど、そうでもなかったのだ。

 

東京だって結構揺れたし、今まで以上に怯えて震えたのかと思っていたけど、そうでもなかったのだった。

 

東日本大震災の前までの地震ではあんなに怯えていたのに、どうしたの?

 

と思うほどだった。

 

それからは地震が起きても、以前のように彼女が怯えていると心配することはなくなった。

 

今まであんなに心配していたのはなんだったのだろう!?と思うほど。

 

だけど、私が勝手に心配していただけのことだから彼女には責任はない。

 

泣いて爆発した同僚

 

最近親しくなった同僚が所属する部署は大変で、彼女は苦労しているようだった。

 

同じ部署内で相談できそうな人はいないのかなど、色々と考えつく限りのことは提案してみた。

 

そんなある日、彼女は突然泣いてしまったそうだ。

 

なぜだかわからないけど、突然涙が出てきてしまったらしい。

 

その時、お局様たちに何かされたとか、言われたとかじゃなくって、悲しくもなかったのに、勝手に涙があふれてきたんだとか。

 

その話を聞いて、相当ため込んでいたのだと思った。

 

ため込んだものが大きくなると、突然あふれ出てしまうものだ。

 

大丈夫かな!?と心配していたけど、それからいくばくか過ぎたころ、彼女は爆発した。

 

爆発して上司にバンバン言いまくったそうだ。

 

上司は彼女の職場環境を聞いてびっくりしたそうで、さっそく「解決しよう」と言ってくれたとのこと。

 

だけど彼女の方から、もう少しタイミングを見させて欲しい。
その時になったら改めて相談します。

 

とお話ししたそうだ。

 

そのことを聞いて、ホッとした。

 

その上司はかなりのクセ者で社内でも有名だし、彼女は部署内で相談できそうな人はいない、と言っていたから。

 

そのクセのある上司は話を分かってくれた上に、解決してくれるだなんて、ちゃんとされている方なのだと安心した。

 

私が心配する余地なんてなかった。

 

よかったよかった。

 

しかも彼女は上司が解決しようと言ってくれたのにもかかわらず、そのタイミングは自分で決めると意見したなんて立派。

 

他人の悩みは他人のもの

 

悩んでいても、みんな自分で解決してなんとかなっている。

 

他人の悩み事は他人のもの。

 

その解決に役立ちそうなことを提供するだけで、一緒に悩んだり、はたまた自分が怒ったりしなくてもいい。

 

つい最近も、ちがう同僚が上司に言われたことで怒りが湧いてきて、職場のトップのどなたかに、「現場ではこんなことが起きているのです!」と言いたくなったけど、抑えた。

 

その同僚がするべき行動であり、私がしゃしゃり出るべきではないから。

 

と思いつつも怒りがおさまるまでちょっと時間がかかった。

 

というのも、同僚の上司の判断はその同僚のみでなく、ここの職場全員に係わることだったから、トップは知るべきだと思ったのであった。

 

私がその同僚なら申し出るのだけど、、、その同僚ではないので、しゃしゃり出るのをやめた。

 

まとめ

 

他人のことなのに、自分のことのように心配したり怒ったりで、自分と他人にかかわる出来事でいっぱいいっぱいだった。

 

私のようなタイプはエンパスといって、他人の感情などを感じやすく共感力が強いのだ。

 

私の友人にもエンパスがいるのだけど、彼女はパートナーに、

 

「どうして人のことをそんなに心配するの?」

 

と言われるそうだ。

 

私も以前、友人に同じことを言われたことがあった。

 

人ってみんなこんなものかな、と思っていたので気にしなかったけど、友人や私のようなエンパスはめずらしいのだと、かなり後になって気が付いたのだった。

 

だけど、こちらが心配している間に、当の本人はケロリとしてることがある。

 

勝手に心配していたのは私の方。

 

なーんだ、よかったよかった。

 

と最後にはそこに行きつく。

 

今は、他人の心配事に首を突っ込むのを止めることにした。

 

思考は現実化するから。

 

心配するとそれが現実化する。

 

怒るとそれが現実化する。

 

現実化するなら楽しいことの方が良い!

 

他人の心配もやめて自分の心配も止めることにしたのだった。