思ったこと

『入社1年目の教科書』が2011年の出版なのにベストセラー

 

 

書店で、『入社1年生の教科書』が
ベストセラーに入っていたので読んでみました。

 

新入社員さんや、
新入社員さんへのプレゼントにもいいです。

 

また、上司や先輩たちなどとの関係が
いまいち、な入社数年目の方にも
参考になることが見つかるかもしれません。

 

自分の中では常識だと思っていたことが、
勘違いだったことに気がつく人もいそうです。

 

 新入社員のうちに身に付ける

 

 

本書は50のテーマに分かれています。

 

一つのテーマが短くまとめられているので
読みやすかったです。

 

 

遅刻しない

 

遅刻はしないこと。

 

特に、電車の事故などで遅延になって
しまったとき、上司や先輩達が
遅れて出勤するなか、
既に出勤しておくことでポイントが高くなるから、
と書かれています。

 

東京では、人身事故が多く、
一日2回遭遇することもあるほど。

 

朝の通勤電車で連日数日間も遭遇することもありました。

 

改札口で、遅延証明証をもらって
会社へ提出するのですが、
列になっていると更に遅刻してしまうので、
もらわないことが多いです。

 

人身事故での遅刻も事故責任

 

本にあるとおり、
事故でも、遅刻しないように
出勤した方が良いです。

 

この本では、突っ込んでまで
書かれていませんが、
人身事故などの自分の責任じゃなくて
遅刻した場合でも、自分の責任だからです。

 

私も最初は、
「だって、事故なんだから。
遅刻してしまうのは責任ないのに。」
と思っていました。

 

だから、どれだけ説明しても
以前の私のように、
遅刻した本人には責任はない。

といいはる同僚たちのことも
理解できます。

 

ただし、地震とかテロとかの非常事態なら別ですが、
人身事故などは日常茶飯事なので、
これらも含めて行動することが
仕事ができる人たちでは一般常識になっています。

 

早く出勤しただけで好印象だった経験

 

私は夜生まれのこともあって
朝が苦手でギリギリまで寝るクセから
電車で事故があると遅刻していました。

 

ですが、引っ越しをしたことで
通勤時間が長くなったことから
45分くらい早く出勤していた時期がありました。

 

朝出勤してから休憩室で
本を読んだりしていたのですが、
ある朝、いつも通りにソファに座っていると
上司がフラリとやってきて、

「早く出勤しているんですね。
残業につけてください。」

 

と言ってきたのです。

 

早く出勤しているだけで
好印象になったようでした。

 

ただし、注意することがあります。

 

同僚や先輩たちに、
点数稼ぎだと誤解されることです。

 

特に、いつもギリギリに出社している人たちからすると
いい子ぶりっ子のように思うようです。

 

ですが、新入社員なら、
上司や先輩たちより早く出勤するだけで
「あの新人さんは優秀だ。」
と好印象のイメージを植え付けることができるし、
いい子ぶりっ子だと思われる心配もありません。

 

メールの返信

 

私の新卒の頃は、
まだメールがなかったので、
メールの礼儀は人によって違います。

 

会社によっては、2時間以内に返信しないといけないとか
ルールをもうけているところもあります。

 

以前、同僚の知人たちと食事をしていた時、
上司からメールが入っていたのに、
気がつかず返信が遅くなってしまって
怒られると言いながらあわてて
返信している人がいて滑稽でした。

 

その人の会社では上司からのメールへ返信するまでの
時間ルールがあるので、その時間を過ぎると
大変ヤバイらしいのでした。

 

この本では、メール返信は24時間以内に
とのことです。

 

仕事では、24時間は遅い方だと思いますが、
プライベートでは妥当だと思います。

 

メール返信が早いと好印象

 

メールの返信が早いと、仕事が出来る、
という印象を与えるようです。

 

いつも返信が早いと
遅いときがあった場合、
きっと忙しい、
と相手は思うようです。

 

内容によっては、
すぐに返信できないこともあります。

 

そのような場合でも
取り急ぎ、メールを受け取った
という内容の返信をしておくことです。

 

そうすれば、相手は、
メールをちゃんと読んでくれた、
と安心しますので。

 

まとめ

 

50テーマ中、2テーマのみ取り上げました。

 

社会人を何年もしていると、
目新しいことは書いてないのですが、
新入社員の方にとっては基本になることばかりで参考になります。

 

ベストセラーに入っていて驚きましたが、
amazonでもたくさんのコメントがあって、
たくさんの人に読まれている本です。

 

2011年出版の本ですが、
今年も人気でベストセラーになっています。