思ったこと

ジョージ・マイケルがクリスマスに死去

今朝、またも訃報が飛び込んできて驚きました。ジョージ・マイケルが53歳で亡くなりました。

 ジョージ・マイケル

マネージャーによると死因は心不全らしく、自宅の寝室で安らかに亡くなり、救急車で搬送され、事件性はないとのことです。

亡くなった日がクリスマスだなんて、、彼の名曲でありクリスマスの定番ソングの『ラストクリスマス』が彼の人生のラストクリスマスになってしまいました。

この曲はソロになる前のワム(Wham!)で活動していたときの曲です。

ワムは、アンドリュー・リッジリーとの二人組のイギリス出身のデュオで1981年に活動を開始、1986年に解散してそれぞれソロで活動をはじめました。


Wham! – Last Christmas

女性に大人気だったジョージ・マイケル

80年代、ワムは曲も大ヒットし、ジョージ・マイケルは女性にも大人気でした。

ムチムチのジーンズ姿でイケメンでセクシーだけど、ちょっとあか抜けないところも魅力的だといわれていました。

エリザベス・テイラーの再来と言われていたブルック・シールズの最初のお相手との噂もありました。

結局ちがいますが。

エリザベス・テイラーは絶世の美人女優として有名で、その再来と言われていたブルック・シールズもどれほどの美人かは説明する必要もないくらいです。

ブルック・シールズはプリンストン大学を首席で卒業するほどの才色兼備で、男性とのお付き合いも真面目に考えていたため、早熟なアメリカ人にはめずらしい考えの持ち主でした。

そんな彼女はジョージ・マイケルに夢中だったと2014年に発売された自叙伝で語っていました。

パーティーの帰り道、リムジンにジョージ・マイケルと乗っていたときに、

「彼と初体験を迎えるんだわ」

と思っていたとのことでした。

男性とお付き合いするのは自分に責任がとれるようになってから、のようなことを公言していた美女のブルック・シールズが、そこまで夢中になるくらいジョージ・マイケルはモテていたのです。

その当時は、まだゲイであることを発表してもいなかったですしね。

といっても、若い頃は女性とも交際していたこともあったようです。

同性愛者になったのはエルトン・ジョンの影響?

なにやら、ジョージ・マイケルがゲイになったのは、エルトン・ジョンの影響らしいとの説もありました。

二人はとても仲が良かった時期があったのですが、エルトン・ジョンがジョージ・マイケルの音楽を批判したことが原因で対立した関係になりました。

エルトン・ジョンはゲイを公言していましたし、2014年に同性婚をしています。

ジョージ・マイケルはゲイを公言してからは女性との噂は聞こえなくなりました。

そのかわり、たびたび男性とのラブラブ報道がありました。

ドラッグと交通事故を乗り越えて

そのなかの一人はエイズが原因で亡くなっています。

そのため、ジョージ・マイケルも死因にエイズが関係しているのではないか、と思っている人もいます。

また、ドラッグを所持して警察に逮捕されたり、マリファナの過剰吸引で高額なリハビリ施設で治療をしていたこともあります。

ドラッグの使用やアルコールの影響から2010年に交通事故をおこし、刑務所に入れられました。

このときに

「刑務所の中で人間扱いされず、番号で呼ばれることに気が狂いそうになり、二度と刑務所に戻りたくない。ドラッグ中毒を克服して普通の人生を送りたいと思うようになった」

と語っていました。

2011年には肺炎を患い入院し意識不明の重体になりましたが乗り越えました。

2013年にも交通事故で頭部を負傷し入院しています。

自らリハビリ施設に入ったのは2015年でした。

ドラッグを完全にやめ、新たな人生を歩み始めて、仕事もしていた矢先に亡くなってしまったのです。

ワムの名曲

ヒット曲はラストクリスマス以外にも、

  • Careless Whisper
  • Wake Me Up Before You Go Go
  • One More Try

などスローからテンポのいい曲までたくさんあります。

クリスマスに亡くなったので、ラストクリスマスの印象がより強くなるのかもしれませんね。

最後に

今年はデビット・ボウイからはじまって、おおくの著名人たちが去られました。

80年代に活躍したスターたちがこんなにもいなくなるなんて。。。

特に80年代に大活躍した大物アーティストでいうと、デビット・ボウイ、プリンス、ピート・バーンズ、ジョージ・マイケルが亡くなってしまいました。

彼らのやってきたことや仕事振りや人生をおもうと、すごいな、とそのすごさに圧倒されます。

アーティスとというだけなくて、一人の人間としてもとても尊敬します。

ジョージ・マイケルも波乱万丈な人生でしたよね。

だけど、意欲的に仕事をされていました。

ファンの応援が圧倒されるほど励みになったとインタビューで答えていたときがありました。

どうぞ安らかにお眠りください。