エナジーバンパイア

パワハラを我慢しろと言うカウンセラーや離職を勧める上司達

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出典:pixbay

 

仕事はじめの日、
4日はモチベーションが上がり過ぎて、
夜はなかなか寝付くことができませんでした。

 

ですが、翌日の夜(昨夜)は怒りで寝付くことができませんでした。

 

その理由は、同僚からパワハラの相談をされたからです。

深刻な職場の人間関係

アドラー心理学にもあるとおり、
他人の問題には首を突っ込まずに、
自分とは別の問題だと考えるようにしようとしましたが、
自分のことのように怒りが湧いてきてしまったので
眠ることができませんでした。

 

けど、一晩寝たらどうにか冷静になって
他人の問題として解決策を考えられるようになりました。

 

他人のことも自分のことのように
感じてしまうクセは10代の頃からで、
自分ではそれが当然だと思っていたのですが、
世間では私のようなタイプがめずらしことを
社会人になってから知ることになりました。

 

「これは自分の問題であってあなたの問題じゃないから、深刻にならなくもいいのに。」

 

「友達のことなのに、どうして自分のことのように心配するの?」

 

とびっくりされたことがありましたが、
私には当然のことだったので、
逆にびっくりしたくらいでした。

 

こんなタイプだからなのか、
よく相談を持ちかけられます。

 

「私は駆け込み寺か!?」

 

と思うときもありました。

 

昨年も職場の同僚2名から話があったり、
かつて参加していたボランティアグループの一人が
私と話がしたいと、共通の友人を介して
知らされたりしましたが、
今年は新年早々、また別の同僚から
お悩み相談があったわけです。

 

同僚といっても、違うプロジェクトだし、
ランチを1度ご一緒したくらいの関係の方です。

 

考えつくすべての人に相談した結果、
解決策がなく、話を聞いてくれる人がいなかったようで、
私の所へ来られたようでした。

 

かなり深刻な悩みなので、
その話を聞いた日の夜は眠れなかったわけです。

 

ほとんどの悩みは解決できる

ちまたには、人間関係についてのアドバイスなどを
紹介したブログなどがたくさんありますが、
そのほとんどは当たり前のことがおおく、
深刻な人間関係には通用しないことばかり。

 

というのも、ほとんどの人の人間関係の悩みは、
自己解決できるものが多いからです。

 

特にひどいいじめを受けたわけでもないのに、
気に食わないと決めて、その相手に対して
人間関係がわるいというふうにとらえる
パターンがおおいようです。

 

また、根深い深刻なトラウマや悩みを
受け入れてくれるカウンセラーさんたちが
とても少ないのが現状です。

 

私も以前、
プロのカウンセラーさんを探したとき、
あまりの数の少なさにがっかりすると同時に驚きましたから。

 

料金も高額だし、予約も取れません。

 

その時は一人でなんとか乗り切りました。

 

その後、職場の同僚で悩むことになりましたが、
職場に出入りしているカウンセラー3人
(一応プロですが)、人間関係や直感力があって
物事の真髄を見抜くことができる眼力のある
友人からのアドバイスや、
その友人にすすめられた本などを使って、
どうにか環境を変えることができました。

 

深刻な悩みはグチではない

昨年からの職場相談は今回の件を入れて
3件になるわけですが、どれも相性が悪い
などの原因ではありませんし、
もちろんただのグチではありません

 

とても深刻です。

 

特に、昨日相談してきた同僚のケースは
かなり深刻です。

 

1時間しかお話できなかったため、
今のところ細かい部分まで聞くことが
出来ていないのですが、ちょっと話を
聞いただけですぐにピンときました。

 

その理由は、
その同僚へパワハラをしている上司には
2度会ったことがあるだけですが、
この人には近寄らない方がいいとすぐにわかったからです。

 

相手をいじめて喜びを得るタイプだと
すぐにわかったからです。

 

目や顔やちょっとした
リアクションなどで見抜けますから。

 

ほとんどの人には見抜くことは難しいため、
公言はしませんが。

 

時々、同僚や友人たちに言ったことはありますが、
その時はみんな意外に思うだけです。

 

5年後や10年後に、

 

「あんな人だとは思わなかった。」

 

「そういえば前にこんなこと言ってたよね?」

 

「どうしてわかったの?」

 

と聞かれたことが何度かありました。

 

それは私の特技の一つといってもいいのかもしれません。

 

ですが反対に、
「生きるのがつらくない?」
と聞かれたこともありました。

 

私の中では相手の本質が見えるのは当然なので、
気にもしていませんでしたが、
わからない人からすると、
つらいと思ってしまうのかもしれません。

 

眼力と安心した人間関係

本質が見抜けると、
本質が見抜ける友人同士で固い絆の
人間関係を構築することが自然にできます。

 

お互いに見抜けて、くもりがなくうわっつらを
装わない相手の人間性が見えるので
信用することができます。

 

心から安心した人間関係を築けるわけです。

 

誰にも聞いてもらえない辛さ

さて、同僚が受けているパワハラは困ったものです。

 

私と同じように職場に出入りしている
カウンセラーさんたちにも相談したとのことですが、

 

「あなたが辛抱するしかない。」

 

と言われ、上司たちには

 

「あなたが辞めるしかない。」

 

と言われてたそうです。

 

あきらかにその同僚の直属の
上司のパワハラなのに、です。

 

厚生労働省の労働局にも相談したそうですが、
慎重にした方がいいと言われ、
状況をお話した状態でとまっているとのことでした。

 

今の職場はこのようなことが多く、
出入りしているカウンセラーさんたちも、
ここはカウンセリングを受ける人が多いです。
というくらいです。

 

どうしてこのような職場環境になってしまうのか、
その原因は私の立場からはわかっていますが、
上司たちにはまったく見当がつかず、
すばらしい職場だと自画自賛している始末です。

 

外からは、憧れの職場だと思う人もいて、
どうしたらその職場で働くことができるのか、
と知恵袋にまで質問をする人がいるところなのですが。

 

実際、私も着任したときに友人たちから
どんな職場環境か聞かれたとき、

 

「天国のような職場!」

 

と幸せ全開で答えていました。

 

私の場合、私の希望で新規採用していただいた
同僚が6ヶ月後に着任してから
天国から地獄へと突き落されました。

 

幸い、私の場合は、私が別館のオフィスへ
移動することである程度は落ち着きました。

 

劣悪な環境は体を害す

人間関係が劣悪だと体に支障をきたします。

 

その同僚もかなり体にきているので、
それだけは避けた方がいいと取り急ぎ伝えました。

 

相談を受けた後、メールをいただいていたのですが、
帰宅後だったので返信が翌日になりました。

 

私と分かれてデスクへ戻ってからもパワハラがつづき、
耐えられず仕事が終わったらまた会えないかと思ったそうです。

 

今日は体調不良で通院のため欠勤されていました。

 

体のあちこちが悲鳴をあげているようです。

 

なんとかして、
その同僚の職場環境を改善しなければなりません。

 

パワハラ解決策2つ

解決方法は2つの点からです。

 

まず、上司やカウンセラーさんたち全員が
同僚に我慢を求め、さもなくば離職しなさい
と言っていることが難点です。

 

上司たちは職場環境が劣悪でも
多大な時間がかかっても
多くの人に迷惑をかけても、
結果的に仕事が出来ていればよいという
トンチンカンな見識をもっているためどうしようもありません。

 

パワハラをしていてその部下が被害に
あっていても結果的に業務がまわっていれば
それでいいようなのです。

 

逆に相談を持ちかけるとウザイと思われるのです。

 

相手の言動が原因では通用しませんから、

 

  • 仕事で支障が出る
  • 自分個人ではなくてプロジェクトのことを想っての相談であることを主張して

 

感情は抜きにして、業務上で支障がでることを
箇条書きにすることをすすめるつもりです。

 

またそれらにより、
体にかなりの不調がでていることも付け加えます。

 

もう一点は、自分を変えること。

 

パワハラをしている上司のようなタイプは、
人が怒ったり悲しんだりすることが快感なので、
反応しないことです。

 

そのかわり幸せそうだったり楽しそうだと面白くないのです。

 

いやがらせをする理由

なぜ、その上司がパワハラをして相手の
辛そうな姿を見るのが好きなのかというと、
不安だからです。

 

部下の方が仕事ができたら不安なのです。

 

その部下が自分より上の上司から評判が
よくなると自分の存在価値に不安をいだいてしまうから。

 

その上司はずっと怯えて生きていたので、
今更変わることは期待できません。

 

だからこちらが変わるしかありません。

 

自分をいじめる人を引き寄せた理由

引き寄せの法則について知っていると、
自分で引き寄せたことになります。

 

私も同僚のいやがらせを受けて大変でしたので、
自分で引き寄せたなどと思いたくもありませんでした。

 

ですが、なぜ引き寄せたのか考えました。

 

私の場合は、自分の時間を活用して、
今後の自分のためになることに集中するためと、
いやがらせをしてくる人に動揺されることなく、
平常心を保つことを学ぶためなのだと解釈するに至りました。

 

そもそも私が今の職場を志望した理由は、
自宅から近いこともあり、
自分の時間を有効活用したかったからでした。

 

実際、ランチも一人で摂るようになり、
お昼休みも有効活用するようになりました。

 

同僚にいやがらせをされることなく
天国のような環境がつづいていたら、
今でもお昼休みは同僚たちとワキアイアイと過ごしていたと思います。

 

また、他人の言動に振り回されない術を
習得することもできるようになりました。

 

精神的にも体も大変でしたけどね。

 

最後に

上司にパワハラ被害を受けている同僚の
職場環境を改善できるように、
私にできることがあれば一緒に考えていきたいと思っています。

 

このくらい悩みが深刻だと、
自分の思考や相手への応対を変えただけでは解決にはいたりません。

 

弁護士のように知恵を絞って、
こちらの主張を通さなければならない状況です。

 

人は感情の生き物なので、
こちらは感情的にならず
相手の感情をうごかすように解決したいと思っています。

 

もし、同僚やかつての私のように
深刻な人間関係で悩んでいるとしたら、
それは単なるグチではないし、
相性の悪さでもありません

 

しかるべき解決方法を見つけるべきです。