恋愛・婚活

動物の雌より雄が華やかな理由と人間の男と女との共通点

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動物や昆虫などの世界では、オスの方がメスより華やかな生き物の方が多い。

それに比べて、人間の男は女に美しさを求めるし、オシャレをするのも主に女性だ。
これにはワケがあり、恋愛にも活かせるポイントがある。

 

先日、仕事のお昼休みにお手洗いへ行ったら、口紅をつけている最中の人がいた。
私は何年も前から口紅は塗らないし、持ってもいなかった。

 

今年、自動車免許更新があり、写真撮影のために買ったくらい。
私の今の日常には必要のないものである。

 

ま、仕事関係で人目に触れることがある場合はつけることもあるけど、最近は口紅が登場する機会がなかった。
一度塗るのを止めると、塗りたいとは思わなくなる。

 

お化粧は今も昔も命がけ

 

美容部員の友人から聞いた話だが、口紅をつけている女性は1年間で口紅1本くらい食べているそうだ。
だからなのか、その友人は食事をする際には、必ずティッシュでオフしていた。

 

中世のヨーロッパでは、鉛が入った白粉を使っていたりして、メイクをするのは命がけだったようだ。
今でも多くの化粧品は石油や化学物質でできているので、考えただけでも体に良くないことがわかる。
粘膜にアイラインをひいたり、まつげエクステをしたりと、一歩間違えば失明になりかねないメイク法もある。

 

また、これらのメイクを落とすのも大変だ!

 

けど、どうして、今も昔も女性たちはお化粧に力を入れるのだろうか?
お化粧をすることで人間界では女性の方が男性よりも華やかになり、他の生物とは真逆になる。

 

人間以外の生物では華やかなオスが多いわけ

 

オスの方が華やかだったり、立派な風貌をしている生き物は?
といわれてすぐに思い浮かぶのは、ライオン、鹿、孔雀、カブト虫、鳥など。
どうみても、オスの方が華やかできらびやかで、メスは地味。

 

理由1:メスにモテるため

 

それは、オスはメスに気に入られないと繁殖できないから。
生物の種の目的は子孫を次の世代へ残すことなので、生まれた子供には、健康でたくましく生き延びて、次の子孫繁栄へ繋げてもらう使命がDNAに刻み込まれている。

美しい容姿は、たくましいオスであることの証なのだ。
ライバルもいる、天敵もいる野生の世界において、外見の美しさを保っているということはオスにとって重要なのだ。

 

天敵に狙われたり、ライバルと闘って体がボロボロだと、メスから見て、「このオス、弱いのね。生命力がなさそう。」と判断されてしまい、そんな弱いオスの子供だと生き延びられないかも、と受け入れてもらえないから。

 

子供を宿すのはメスなので子孫繁栄につながりそうなオスを選別する特権がある。

 

理由2:ライバルに勝つため

 

種を残す。
という使命が刻み込まれているため、メスを獲得するためにはライバルと戦うことはよく知られていることだ。
やはり、見た目が立派なオスは相手から強そうだと思われて有利である。

 

理由3:オスは自分の命よりも種を残すことの方が大切

 

動物たちは常に天敵に狙われている。
華やかなオスは目立つけど、繁殖さえすれば役割が終わることが多いので、天敵に狙われるリスクよりも、他のライバルよりも華やかでメスに気に入られて子孫を残すことの方が重要なのだ。

 

メスが地味なわけ

メスはお腹に子を宿し無事に出産する使命がある。
そのため天敵に狙われるような目立つ容姿をしていてはいけないのだ。

 

人間はなぜ女性の方が華やかなのか

 

生物のオスが華やかでメスが地味な理由について書いてきたが、そこから、主導権はメスにある。
ということがわかった。

 

近寄ってきたオスに対してメスがYesかNoを出す。

 

人間の主導権も同じく女性にあることがわかる。
男が女に近寄ってきて、女がYesかNoと答える。

 

通常、男が自分で好感を持った(=華やか、美しいなど)女へ求愛する。
男は自分が魅力を感じる女性じゃないと、種の存続の対象にならない。

 

女はアプローチされるために美しくあろうとする。
だからお化粧をしてより美しくなろうとする。

 

だけど、動物たちも人間も
「行動するのはオス」
「主導権を持つのはメス」
という点では同じなのである。

 

『行動するのは男』という点が大切で、これが崩れると男も女も幸せが遠のくことが多い。
このつづきは、また今度。