恋愛・婚活

男女の友情が成り立たない理由~子供目線で考えてみて

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最近また、同僚や知人女性たちと話をしているときに、頭の中で

 

「あれ?なんだか話が合わない・・・」

 

と思うことがありました。

  

それは、彼女たちが友人について語っているとき。

 

私は登場してくる彼女たちの友人のことを、勝手に女性だと思って聞いていると男性だった、という。。。

 

彼女たちは女友達より男友達と蜜にお付き合いをしているようにも思えます。

 

それらのお話と男女の友情は成り立つのか?

 

異性の友人がいる知人たち

 

私の仲の良い女友達には男友達はいないです。

 

私もそうだから、類は友を呼ぶのか、男友達がいる友人はいないです。

 

だから、会話に出てくる友人はすべて女性。

 

そんなこともあって、ちょっとした知り合いや同僚の女性たちから、当然のように男友達の話題を聞くとびっくりしてしまうのです。

 

私は経験上、男女の友情は難しいと思っているので、よけいに驚いてしまうのかもしれません。。。

 

学生さんとかだと異性の友人がいてもわかるけど、社会人になってからも異性の友人がいることが不思議。

 

だけど、世の中には、何歳になっても異性の友人がいる人達がいるのですよね。

 

異性の友人とのお付き合いは注意が必要

 

異性の友人がいても自由なことだとは思いますが、子供がいる場合は注意してお付き合いをした方がいいです。

 

子供は親に異性の友人がいることに対してとても敏感です。

 

ある男性は、幼少の頃、母親がセールスの仕事をしていて、同僚男性と営業まわりにいく姿をみて浮気していると思っていたと語ってくれたことがありました。

 

彼は母親が父親ではない男性と2人で出かけるところを見て、それがトラウマとなり、他の要因も重なって母親に対して嫌悪感をもつようになってしまったのです。

 

その当時のことを母親にも話せずに、ずっと自分の胸に秘めてきて今に至ります。

 

自分の親や自分のパートナーが、異性の友人と旅行に行くと言い出したら快く思うのでしょうか?

 

二人で食事するくらいは平気だという主張する人もいますが、子供目線で見るとどうでしょうか?

 

子供は両親が仲良くしているのはうれしく思いますが、他人の異性と仲良くしていることには好ましく思わないものです。

 

それは本能です。

 

生き物には本能があります。

 

本能がイヤがっているのです。

 

結婚していて異性の友人と交流するには注意が必要ですが、注意しなければならない友人関係ということ自体が不自然です。

 

20代同僚の男友達

 

先日、職場で、家族や友人やご近所さんたちが敷地内に自由に出入りできる日があって、上司や同僚たちは、家族が遊びにきたりしてにぎやかな一日となった。

 

そんな中、2歳になる子供がいる同僚が、子供を真ん中にして同世代の男性と歩いていた。

 

みんな当然のごとく、彼女のご主人だと思っていた。

 

他の同僚が私に、

 

「彼女のご主人、金髪だったね。びっくりしちゃった!」

 

と話かけてきたので、ご主人ではなくて友人だと伝えておいた。

 

私もてっきりご主人だと思い、挨拶をしかけたところ、彼女から「友人です。」と言われておどろいたのだった。

 

だれがどう見ても家族にしか見えない・・・。

 

30代同僚の男友達

 

既婚して子供が二人いる同僚がくだものを差し入れくれたので、お礼を言ったら、友人が送ってくれたとのこと。

 

地方で農家をやっていて、たくさん獲れるから送ってくれたと言うので、

 

「農家にお嫁に行ったのね?」

 

と返したら、実家が農家で、その友人は男性とのことだった。

 

40代知人の男友達

 

バツイチで再婚後に別れた元夫と2人で飲みに行く女性。

 

もう一人の女性は、バツイチで独身で一人暮らしをしていて、なにかあると必ず元夫へ連絡をするとのこと。

 

入院したときも元夫に相談して病院へも来てもらったそうだ。

 

その男性は再婚している。

 

彼女曰く、1番何でも話せるし、元夫以外に話が出来る人、頼れる人がいないとのこと。

 

50代知人女性の男友達

 

その女性のご自宅へ遊びに行ったとき、胡蝶蘭が玄関に飾ってあった。

 

それは、先日の誕生日に男友達からプレゼントされたとのこと。

 

毎年、プレゼントをもらうそうだ。

 

彼女には結婚して数十年になる夫がいる。

 

結婚するときに、今の夫か毎年誕生日プレゼントをくれる男性か迷ったのよ~。

 

と言っていた。

 

女性宅に泊まる男性心理

 

年代順に男友達がいる女性たちのエピソードをあげてみました。

 

男性バージョンでは、かつての職場で社内結婚した夫婦がいたのですが、ある日、夫婦は喧嘩をして、夫は家を飛び出し友人宅を転々としていました。

 

その友人宅に一人暮らしの女性同僚も含まれていたのです。

 

3人とも同じ職場で顔も知っているで、社員たちは驚いていましたが、みんなが一番驚いていたというかかわいそうだと言っていたことは、一人暮らしの女性同僚のことでした。

 

女性として見られていない、、、とのことでした。

 

並んで寝ていても男女の関係が何も起こらない相手だと思われていて、女性として気の毒だと。

 

男女の友情が成立しない理由

 

男女の友情が成立しないと思われる理由を経験をふまえて書いてみます。

 

男性は興味のない女性には冷たい生き物

 

男性は女性の好みがはっきりとわかれます。

 

最初から、女性として魅力を感じないと恋愛対象として見る事ができません。

 

また、男性は女性とちがって、特別な目的もなく、だらだらとお茶や食事をするようなことはしません。

 

好きでもない女性へ連絡をして、食事のために出かけるようなことはありません。

 

だから、男性からお誘いがあるということは、女性として意識されているということです

 

その女性とお付き合いしたいという目的があるからお茶や食事ができるのです。

 

中学時代のエピソードですが、ある男子生徒がある女子生徒に嫌われているのではないか、と悩んでいました。

 

他の女子が心配して話しかけたら、

 

「お前には嫌われてもどーでもいい。」

 

と言われ、その男子生徒は頭を抱え込み、また悩みつづけました。

 

そのクラスメイトの女子は、気に入らない女の子のことはどうでもいいんだね~。と笑っていました。

 

またある男子生徒は、席替えで自分のストライクゾーンに入る女子生徒が隣にならないと、その女子生徒の机をとび蹴りしていました。

 

「なんでオレの隣があんなヤツなんだよー!」

 

と怒りをあらわにしてとび蹴りをつづけました。

 

そして、自分の隣にふさわしい女子生徒の名前を5名ほどあげていました。

 

その女子生徒はその場にいなかったのでそのことは知りませんでした。

 

それから数日後、その女子生徒はいつもニコニコしていて性格の良い子だったからなのか、その男子生徒は急に態度を変えて、今度は机が1ミリでも離れているとイヤだと言って、いつももっとピッタリと机がひっつくようにガタゴトと机を彼女へ押していました。

 

私は、社会に出て、かなり年上の女性たちが口をそろえて、

 

「男性は単純で、本当にかわいいわよね~。」

 

と合言葉のように言い合っているのを見聞きしたとき、まったく同意しなかたのですが、それは、中学時代の男子生徒たちのふるまいの影響なのかもしれません。

 

10代になったばかりの頃から、男性は興味のない女性には冷たいという洗礼をうけてきたので、男女の友情の男性心理には、女性に対する好意があると思っています。

 

女性は興味がない男性にも優しいわけ

 

男女のコミュニケーションで、男性は勘違いする傾向があります。

 

ちょっと女性に優しくされると、

 

「自分のことを好きなのかも?」

 

と好意を感じてしまったり、その女性に対して好意をもつことがあるからです。

 

女性の看護師さんに恋心をもつ男性がいるのもその理由。

 

入院していると心も不安になり安らぎを求めるので、そんなときに一番そばにいてやさしく接してくれる看護師さんへ恋をして告白する男性もいるのです。

 

看護師さんは患者さんに対して平等に接しているのですが、男性は自分には特にやさしいと思ってしまうようです。

 

上述したとおり、男性は好きな女性と興味のない女性への態度は真逆で分かりやすいですが、女性はそこまで極端ではありません。

 

女性が特別な感情を抱いていない男性にも優しく接するのは、人としてです。

 

女性には母性があるので、分け隔てなく優しくできるのです。

 

しかし、男性は興味のあるなしで態度がちがいますので、女性からやさしくされると、人間愛ではなく異性愛として勘違いしてしまうようなのです。

 

異性の友人をつくる理由

 

それでも、最初に書いたように、異性の友人がいる人達がいます。

 

その場合、以下の理由から成り立っているのだと思われます。

 

  • どちらかが異性として好意をもっている
  • いつか恋人になれると思っている
  • 利害関係がある
  • モテたい(自分に自信がない、見栄)

 

片方はまったく異性として意識していないけど、もう片方は意識している関係です。

 

意識しているのは男性の方。

 

相手に恋人がいても、いつか自分にも彼になれるチャンスがあるかもしれない、とかすかな期待を持っているのです。

 

また、相手の女性が結婚していても、離婚するかもしれないし、離婚しなくても男女の関係を狙っている男性もいます。

 

離婚後、再婚相手が友人だというパターンもおおいですよね。

 

利害関係は、言葉通り、その相手と友好関係をつづけることで自分に利益がありそうだからという理由です。

 

上述した、毎年お誕生日にプレゼントをくれる男友達がいる50代女性は、田園調布に住み、ご主人は有名一部上場企業の役員をしています。

 

結婚相手に選ばれなかったその男性にとっても、世間的に評価が高い知人がいることは有益な人脈になるのかもしれません。

 

モテたいから異性の友達をつくるケースもあります。

 

特定でなく、二股をかけたり、複数の相手とお付き合いをする人と同じように、自分に自信がないからです。

 

女性の場合も、男友達がいることで、女性としての魅力を感じることができるからです。

 

最後に

 

人は自分の都合のよいように物事を解釈して行動しようとします。

 

結婚後に異性と食事にいくのは浮気でもないし、認めて欲しいと主張する男女がいますが、相手はシブシブ認めているのです。

 

上述した、再婚後に子供がいても、元夫と二人きりで食事に行く知人女性は、夫にやめてほしいと言われるのが理解できないらしく不満だと言います。

 

話し合っても平行線らしいのです。

 

私はこの女性の感覚がわからないので夫の方に同情します。

 

また、離婚後に、元夫は再婚したのに、なにかあると必ず元夫へ連絡をする女性の存在は、再婚相手の女性や子供いた場合、子供にも不快感を与えてしまいます。

 

これらの女性は、逆の立場でも平気なほど寛大な心の持ち主なのでしょうか。

 

また、他人に悲しみを及ぼすことは後々自分にも降りかかってきます。

 

紳士的な男性の中には、パートナー以外の女性と二人きりで出かけない人もいます。

 

モテるので、女性からデートに誘われても、3人以上でいきます。

 

仕事の用事で帰りの電車が同じになったとしても、わざと離れた場所へ移動する男性もいるほどです。

 

二人で並んでいるところを知人に見られて、その女性が疑われるようなことを避けるためなのです。

 

また、食事に誘われたとき、ある程度好みの男性の時にだけ二人きりで出かける女性もいます。

 

まったく恋に発展しそうもない男性とは、からなず3人以上で出かけるのです。

 

結婚前に異性の友達がおおい場合は、結婚後もお付き合いをつづける可能性があります。

 

二人とも異性の友人がいてもまったく平気だと思うのなら、双方とも寛大なので、子供ができてから、不快感を与えないように注意すればいいとは思いますが、どちらかが賛成しない場合、結婚後に賛成しない方が辛い思いをすることになりますので、結婚前に話し合っておいた方がいいです。

 

異性の友人が欲しいのであれば、サークルなどに入って仲間としてグループでお付き合いをすればいいのではないでしょうか。

 

異性の友情は下心があるか、自信のなさ、見栄などの影響ですし、子供目線で見て健全でもないので、男女の友情は成り立たないのです。