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他人を鼻で笑う人の心の底にあるもの

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職場に、他人が仕事で頑張っていたり、 夢に向かって行動していたりする人の話をしているときに、 鼻で笑う人がいる。

 

「フンッ」ってバカにしたような、
「そんなことやってバカじゃないの?」
「そのうち失敗するよ。」
と伝わってくる笑い方。

 

つい最近もこんなことがあった、
この時もその人から話かけてきて、その流れで私は友人の話をした。

 

友人は自宅で個人事業をしている。
そまではOLをしていたけど、 海外の旅先で出会った接客にめちゃくちゃ感動して、OLを辞めて自分で独立できるように、その国の学校へ行き資格をとった。

 

その話をしたとき、その職場の人は鼻で笑った。

 

また、ある時は、 ある芸能人が自分の力を試すために ニューヨークへ渡った話をした時も鼻で笑った。

 

そのきっかけも、その職場の人から話を振られ、私がその女優(モデル)さんに好印象を持っていたので、 彼女、そういう経緯でNYに渡って、 今も住んでいるんだよね、と。

 

私としては、友人もその芸能人の生き方も、応援したくなるけど、その職場の人にしたら、『鼻で笑う』ことのようなのだ。

 

それはなぜなのか?

 

どうもその原因は、経営者の父親にあるように思える。
お金もあるし、女性も寄ってきていたようで、両親は離婚、腹違いの兄弟もいるようだ。

 

また他の話題の時にも、経営者に対して好印象を持っていないのも垣間見れる。
父親に対する不信感と、やっぱり自分の父親だから愛情もあるので、その葛藤があるのかもしれない。

 

そして、自分はすごいのだ、という自負もあるようだ。
自分より学歴もあり社会的地位のある人達にクイズを出して、答えられない人達を見てご機嫌だったことがあった。
それはクイズといっても、TVのクイズ番組に出題されるようなことでもなく、ただ単に、ふとその人が思いついて、「このことに気が付いた自分は天才だ!」 と思ったから。

 

質問を出された彼らたちは、誰が天才だとか、そんなことはみじんも思わない人達。

 

経営者の父親に対して不信感を持っているから、 経営者は良くない。

 

独立するなんて、バカみたい。
いずれ失敗するよ。
という思い込み。

 

先のクイズにしても自分は社会的地位もないけど、負けてない。
という意識がうかがえた。

 

他人と自分を比べてしまうようだ。

その人の心の底には蓄積されてこびりついたモノがあるのでしょう。
その蓄積されたモノとは、父親。

 

それはその人の問題であって、笑われた側の問題ではない。
他人の問題に振り回されなくていい。
その職場の人は、夢などもなさそうで向上心もなさそう。
それなのに、自負は強い。
夢に向かって取り組んでいる相手を非難して、自分はすごい、と口にする。
非難することで自分を維持している。

 

そんなことを続けていると毒がどんどん溜まっていく。
だけど、他人は介入できないので自分自身で気がつくしかない。

 

鼻で笑われた側は、そんな相手が抱える問題をスルーして、 自分自身にフォーカスするだけでいい。