夢の実現に役立つ本

『ザ・シークレット』が一番言いたかったこと

引き寄せの法則についての情報は以前からあったけど、2007年からまたブームになった。

そのきっかけは『ザ・シークレット』。

その当時、書店へ行くと、この本が山積みになっていた。

私としては、また引き寄せの似たような本が出版された。

どうせ知っていることが書かれていると思い、手にすることはなかった。

一度も手にすることなく年月が過ぎたわけだけど、先日、ぶらりと図書館へいったとき、読みたい本がないな~と思っていたところ、この本が目に入ってきたので読んでみることにした。

やはり、既に知っていることばかりだったけど、この本が本当に言いたいことは最後の方に書かれていることではないか、と思い、このことに気がついている人はどのくらいいるのだろうか?と思った。

そんなわけで、実践するための方法について追加情報も含めて記事にまとめることにした。

「今さら?」と思われる方でご興味のある方は、『最後に』のところだけお読みいただけると幸いです(^^)

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ザ・シークレットの内容

この本を手にした人は、引き寄せの法則を活用したいからだと思うので、まずは、引き寄せについてまとめることにする。

『ザ・シークレット』10章の要約

まず、この本は10章にわかれていて、各章の最後に要点がまとめられているので読みやすい。

その10章のタイトルは魅力的で読みたくなってしまう。

  1. 明された秘密
  2. わかりやすい秘密
  3. 「秘密」の使い方
  4. 強力なプロセス
  5. お金の秘密
  6. 人間関係の秘密
  7. 健康の秘密
  8. この世界の秘密
  9. あなたの秘密
  10. 人生の秘密

著者は、父親が亡くなったとき、100年前のある1冊の本に出会い、引き寄せの法則を知ることになった。

調べると、歴史上の偉人たちは引き寄せの法則を使っていたことを知ったのだ。

どうして一般人はこの法則を知らないのだろう?
なぜ秘密にされていたのだろう?

と思い、世界中の人々に知ってほしいと思い出版にいたった。

この本を読むことで、理想の自分になることができ、夢を叶えることができると書かれている。

引き寄せの法則とはどのような法則なのかというというとポイントはこの二つ。

引き寄せの法則のポイント

  • 類は友を呼ぶ
  • 思考は現実化する

類は友を呼ぶということわざは有名なのに、なぜ引き寄せの法則を自分の意のままに活用できないのか、不思議だと思いませんか?

人は自分の居心地のいい場所を好むから、類友の輪のなかにいると安心するんだよね。

結婚したいと言いながら独身者の女子会へ行きたくなる心理も同じ。

「いい男はみんな誰かのものだよね~。」
「出会いないよね~。」
「××ちゃんが独身だなんて世の男たちは見る目ないよね~。」

などと言い合ってホッとするのだ。

結婚したいのなら、結婚している友人の家に遊びに行くなどして、実際に自分が叶えたい夢を現実に引き寄せている人たちと多く接することだ。

類友とつるんでいると楽しいけど、なんか居心地悪いなーと思ったら変容が起こりだしている証拠。

給与明細を見て、安いな~と思っていたけど、一桁足りないんじゃないの?

と違和感が出てきたら変容のきざし。

そのためには、勇気を出して行動することが大切。

思考は確かに現実化する。

その方法については、プロセスに書かれている。

引き寄せの法則のプロセス
  1. お願いする
  2. 信じる
  3. 受け取る

引き寄せる流れはこの順番だと書かれている。

まず、お願いの仕方を間違えないこと!

お金持ちになりたいと思うほど、お金もちになれない現実をつくりだしている。

この法則のことをよくわかっていない人がいて、間違ったやり方をしてしまっている。

ザ・シークレットにも書かれているのでその通りに実践することだ。

この法則で気をつける点は、潜在意識は否定形を受け付けないということ。

お金もちになりたいと願っているということは、今、自分はお金もちではありません。

と言っていることになる。

引き寄せの法則は単純なので、あなたはお金もちではありません。

という現実を引き寄せてくれているわけである。

「お願いする」は言い方さえ正しければ簡単なのだけど、次の「信じる」が一番ネックなのではないだろうか。

口では信じている、と言っていても、潜在意識でムリだと思っていると信じていないことになってしまうから。

潜在意識とは赤ちゃんの頃から目にしたもの、聞いたもの、経験したものが蓄積されている無意識のこと。

何をやっても失敗すると言われていると、潜在意識には、自分はなにをやっても失敗すると蓄積されてしまうのだ。

そのブロックを外すことは可能だけど、ここが一番のネックだ。

引き寄せの法則をさらに強くするポイント

引き寄せの法則の基本は以上だけど、他にもためになるポイントが紹介されている。

  • 自分の一日を前もって創造する
  • 感謝の力
  • ビジュアライゼーションの力
  • 行動の力

私の場合、行動力はすこし弱いかな、と思うところもあるけれど、他の3つは実践している。

毎朝、父親と母親の先祖に感謝をし、彼らの幸せを祈っているし、その時に、今日も良い一日でした。と過去形でお礼をしている。

ビジュアライゼーションはいつでもどこでも自由にできるのでとりくみやすい。

欲しいものを手に入れてうれしそうな自分をイメージしたりとか。

後半は、お金、人間関係、健康について書かれている。

引き寄せの法則でお金を引き寄せたいときに注意すること

富を引き寄せるには、豊かさに焦点を合わせることと、人にお金を与えることだと書かれている。

ここでもポイントを一つ。

お金を引き寄せたい人は多いと思うけど、お金が入ってくることだけに焦点を合わせると、ネガティブなことと一緒にやってくることがある。

家族が交通事故にあって保険をもらったとか。

なので、仕事で臨時収入がある。などと願うことである。

私が引き寄せの法則を知った頃は、正しい願い方を知らなかったため、引き寄せって怖いな、と思い積極的には活用していなかった。

だから私の場合は、願わなくても引き寄せていることの方がおおい。

引き寄せの法則による人間関係の秘密

良好な人間関係を築きたいのであれば自分を大切にすることだ。

まずは相手を大切にじゃないの?

と疑問がわきそうだけど、まずは自分なのだ。

自分はダメだと粗末に思っていると、そんな自分を実現化してくれる人を引き寄せてしまう。

自分のことが好きで大切にすると、自分を大切にしてくれる人が引き寄せられるのである。

引き寄せの法則によある健康の秘密

個人的に、人生で一番重要なのは、健康で元気なことだと思っている。

この本には、笑いは最良の薬であり、治せない病気はないと記されている。

笑うと免疫力があがるので、病が治り健康になることは知られている。

笑うと細胞が踊り出すようで、顔も変わるし、お肌の色つやも良くなることは体感しているし、病気が治るのもわからなくもない。

私達がついついやってしまっていることが病気を悪化させると書いてある。

それは、病気になると、病気のことを考えてしまったり、人から、「体調どうですか?」と聞かれたとき、そのことを話題にしてしまうこと。

多少、体調が悪くても話題にしない方が良い。

話題にすると病気のエネルギーを増加させていまうから。

体調が悪いときでも楽しいことを考え、今、身体は自然治癒をしてくれているのだと考えることだ。

また、人から体調のことを気遣いされて言葉をかけられた時は、「心配してくれている」つまり『愛』だと受け止めて話題を変えることだ。

もし、反対の立場だったら、その相手は健康なのだ、とイメージをしてさしあげる。

そして、私が気功師さんからアドバイスされたことも載っている。

それは、秘密のアドバイスの章にある。

引き寄せの法則は宇宙は豊かであることを教えてくれる

引き寄せの法則を実践している人の中には、自分だけいいことを引き寄せて、他の人に悪いのではないか?

とよぎってしまうことがあるようだ。

だけど、そんな心配は必要ないのだ。

この本にも、宇宙は豊かであると書かれている。

宇宙のはてを見たいと思っても、宇宙はさらに広がりを見せているのと同じで、引き寄せには限界がないのだ。

みんなが引き寄せでハッピーになれば、みんなハッピーなのは当たり前。

もし自分はまだ引き寄せられないと思ったとしても、身近な人や世の中のどこかには似たような夢を引き寄せている人がいるものだ。

他人が引き寄せているのだから、自分だって引き寄せることができるのだ。

自分の夢を他人が実現しているのを見て、「なんであの人が?くやしい!」と思うのではなく、あの人が引き寄せて実例を見せてくれた、と思うことでより引き寄せをしやすくなるのである。

最後に

最初は引き寄せの法則から入るけど、読み進めるうちに、この本が本当に読者に気づいてもらいたいことが書かれていることに気がつきはじめた。

この本には登場人物が何名もいるけど、ニール・ドナルド・ウォルシュの名前を見たとき、やっぱりね、と思った。

この方は、『神との対話』の著者である。

6、7年前、スピリチュアルをかじっていた頃、購入して読んでいた。

本のタイトル通り、神と対話したことが綴られている。

神とは何者なのか?

を知っている人には、ピンとくるし、知らない人にとっても、神と会話した内容だと思えばスラスラと読める本である。

ザ・シークレットでは、読者に神と出会ってほしい、神とは何かを知ってほしい、という想いで書かれているのではないか、と私は思った。

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