健康法

夜型は死亡リスクが上昇!早起きは三文の徳だった!その意味は!?

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夢の叶え方研究家、夢ソムリエです。

 

あなたは、
朝型ですか?それとも夜型ですか?

 

『早起きは三文の徳』という諺には賛否両論ありますが 、先日、夜型は死亡リスクが10%上昇する論文が発表になりました。

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やっぱり早起きは三文の徳だった!

 

朝型と夜型はどっちが徳なのか?

 

諺にもあるとおり、早起きの方が徳だと思っている人の方が多く、夜型から朝型にシフトしたいと思っている人も多いです。

 

夜型の私は、「医師から朝型にシフトするように。」と言われたこともあります。

 

朝型を推奨する書籍も多いですし、夜型というだけで「あなたダメよ。」と言われているようにも感じます。

 

そんな夜型にも吉報があったこともあり、一時は、夜型の方が徳だとの研究発表があったり、朝型か夜型は遺伝子で決まっているから、自分の得意な方でいい、という見解もありました。

 

ですが、先日(2018年4月12日)、発表された論文では、朝型に軍配があがり、夜型は10%も死亡率が上昇するそうです。

 

その理由や朝型が推奨される意味について書いていくことにします。

 

早起きは三文の徳を裏付ける研究

 

その論文は、アメリカノースウェスタン大学ファインバーグ医学部などの研究チームから発表されました。

 

発表されたのは時間生物学の専門誌です。

 

研究は平均6年半にもわたり、研究対象者はなんと50万人です。

 

数百人レベルでも、数万人レべルでもなく50万人で、6年以上も研究した結果ということで、夜型である私は朝型へシフトする気持ちが更に強くなりました。

 

研究は、37~73歳の「完全な朝型」「どちらかというと朝型」「とぢらかというと夜型」「完全に夜型」のどれに該当するか振り分けられて行われました。

 

夜型は、完全な朝型と比べると、あらゆる原因で死亡リスクが10%も上昇し、さらに、糖尿病、神経障害、精神疾患、胃腸、呼吸器系の病気になるリスクも高まるとのこと。

 

その原因は、体内時計と外界の違いからおこるそうです。

 

早起きは三文の徳である理由

 

ゴールデンタイム、ってよく聞きますよね。

 

22時から深夜2時まで寝ていると、お肌や美容、健康にも良いので、早く寝た方がいい、と多くの女性は頭ではわかっているけど、なかなか実行できないこのゴールデンタイム。

 

ゴールデンタイムは都市伝説だとも言われていますが、正しくはこの時間帯に質の良い睡眠をとっていればゴールデンタイムということ。

 

質の良い睡眠とは、ノンレム睡眠とレム睡眠のバランスがとれた睡眠のことです。

 

22時から深夜2時は成長ホルモンが活性化するため疲労回復や、腸の吸収が活発になり体内に栄養が行きわたります。

 

そのため、この時間に寝ているとお肌や健康にもよいというわけです。

 

夜型の死亡率が上昇する理由は!?

 

上述したように、ゴールデンタイムに質の良い睡眠をとっていると、病気になりにくいことがわかります。

 

夜型の人はゴールデンタイムに寝ていることはないでしょうから、この時点で体に栄養が行きわたりにくくなりますし、疲労回復も朝型の人より期待できません。

 

さらに、夜更かししながら、お酒を飲んでいたり、食事をしたりすることもあるのではないでしょうか。

 

となると、健康被害のリスクが上昇するといわれてもうなずけます。

 

諺『早起きは三文の徳』の意味

 

朝型を推奨する『早起きは三文の徳』という諺があるくらいですので、早起きをするといいことがある、となんとなく思っているものです。

 

ですがこの諺の意味は健康にいいということではないようです。

 

この諺の意味は諸説あり、どれが正解なのかはわかりません。

 

【その1】

 

奈良では鹿は神の使いと言われ今でも鹿がたくさんいて観光名所となっています。

 

鹿も動物ですので、死ぬことがあります。

 

江戸時代、運悪く、鹿が死んだ場所が家の前だと、その家主は罰金として三文徴収されていたそうです。

 

朝目覚めたとき、自分の家の前で神の使いの鹿が死んでいたら縁起も良くないでしょうし、罰金まで取られるのはうれしくないものですよね。

 

そのため、鹿が死んでいないか、みな早起きして、もし自宅前で死んでいたら隣の家の前まで運び、またその家も隣の家へ運んでいたとのこと。

 

【その2】

 

土佐藩(高知県)の野中兼山が洪水対策のため、に八田堰工事(仁淀川)に着手しました(1648年)。

 

当時は、河川敷の堤防の土を固めるための機械などがなかったため、早起きして堤防を歩いた者には、褒美として三文の金子を与えるお触れを出し、みな三文欲しさにこぞって早起きした説です。

 

1966年に『八田堰の跡』として町の指定文化財になっています。

 

『早起きは三文の徳』の三文はいくら!?

 

どちらの説もお金が出てきますが、この三文とは広辞苑によると、「1文銭3枚で、きわめて価の低い」とあります。

 

三文は現代では100円ほどになります。

 

100円ほしさに毎朝早起きしていたのでしょうかね。

 

でも毎日なら塵も積もって3000円になりますから、貴重な臨時収入です。

 

まとめ

 

諺『早起きは三文の徳』については、賛否両論あり、「夜型の方が得だ。」という説が出たこともありましたが、先日、研究発表された論文では、朝型に軍配があがったことに加えて、夜型は死亡リスクが10%も上昇する。とのことでした。

 

この研究の対象者と研究期間は、

 

  • 研究対象者50万人
  • 研究対象者は37~73歳
  • 研究期間は平均6年半

 

以下の回答により研究されました。

 

  • 「完全な朝型」
  • 「どちらかというと朝型」
  • 「とぢらかというと夜型」
  • 「完全に夜型」

 

今までも朝型、夜型についての調査はありましたが、死亡リスクについて研究されたのは今回が初めてとのことです。

 

死亡リスクを抱えたくなければ、朝型へシフトしたいですよね。

 

どのようにシフトしていけばいいのか?

 

22時から深夜2時はゴールデンタイムですが、朝もゴールデンタイムなんです。

 

朝型へのシフトの仕方や朝型は健康面以外にも徳があることについては、また別の記事で書くことにします。

 

つづきの記事はこちらです。

www.yume-somurie.com

 

参考サイト

CNN

野中兼山遺跡「鎌田堰の跡」 | 町指定文化財 | いの町役場

 

参考文献